2005年02月10日

ナカナイアラン

アラン君は鳴かない。アラン君を飼い始めることに決めた時には、両親に涙ながらに反対されたものだ。我が家が『マンション住まい』というのが主な理由だった。犬を飼うというと、たいていの人は『キャンキャン鳴く犬』を連想してしまうようだ。入居してまだ長くないのに、周りのお宅に迷惑をかけたら後々大変よぉ、止めときなさい、などと言って来た。母の意見はごもっとも。私だってそんな犬はニガテである、こっちから願い下げだ。しかしながら、私には、アランが鳴かないことに自信があった。そもそもボストンテリアというのは、あまり吠えないように創られているらしい。その上、アラン君の母がめったに鳴かないことも知っていた。(アラン君は仲の良い友人の家で産まれたのだ)周囲の反対を押し切って、アラン君と暮らし始めて、はや一年。私の確信どおり、アラン君は大人しい。興奮すると、フガフガいうくらいで、我が家にどんな客が来ようが、散歩中よそのワンコに咆えられようが、全然鳴かない。こんなアランを見て、この子はもしかしたら、鳴きたくても鳴けない体質なんじゃないか、と思っていた・・・しかし私は知ってしまった。それは生後6ヶ月くらいのアラン君を連れて、アラン君の実家(=友人の家)に泊りがけで遊びに行った時に起こった。宴会のように飲んだ翌朝、まだ寝ていた私達の部屋に、友人の当時2歳になる子供が突然ドアを開けて入ってきたのだ。あれあれ、どうしたのかな?とボケッと思っていると『ウォンウォンウォーーン』とアランがいきなり雄雄しく吠え始めたのだ!あの大人しいアランが吠えてる!一瞬、制するのも忘れて、番犬よろしく吠えるアランに見とれてしまった。そうだ、アラン君はホントはちゃんと吠えることができるのだ。それ以来、散歩中、よくアランに向かって吠える犬に出くわすと、心密かにこう思う。うちのアラン君だってかっこよく吠えることは出来るンだぞ!でもちょっとやそっとじゃ鳴きませんよって。ちなみに余談ですが、私の両親も今じゃ共に大のアラン好き。電話すると、まずは『アランは元気?』と聞いてくる。我が家に来る回数も増えたような?
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posted by morimoriz at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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